おおはらのブログ

ひとりごと

好きな映画

久しぶりに金曜ロードショーで「天使にラブソングを」を観た。初めて観たのは、小学校の音楽の時間だっただろうか。それ以来、ぼくはこの映画が大好きだ。

 修道女たちが歌を通して、自分を表現し、解放していく。そして、お互いの個性を響かせあう。その姿を見るたびに胸が熱くなる。突然やってきた一人の異端者とのかかわりの中で、彼女たちが変わっていく。普段から修道院の厳しい規則を守りながら生活してきたからこそ、彼女たちは表現することに、大きな喜びを感じたのだろう。

 ぼくは修道院で生活したことはない。だけど、学校、あるいは家庭という名の修道院で生きてきた。ときに物理的に体を縛られ、規則のもとに、自分らしく生きることを制限されてきた。この映画に強い感銘を受けるのは、きっとこれまでの自分の経験があったからだろう。(※修道院を批判することが目的ではない)

 中学生になってからは、合唱コンクールの時間が好きだった。中学1年生のときに、音楽の先生だった担任に指揮者を勧められ、そのあと学年全体の指揮者もやった。あれほどの気持ちよさを、今までに味わったことはあまりない。勧められた理由はわからないが、あの経験がぼくを成長させてくれた。

 これからチャンスがあれば、地域のサークルなどで合唱をやりたいと思っている。